「わからない」と言ったら答えがわかったという問題がありました。
【問題】
みなみとかおりの二人が数当てゲームをしていて、さやかが横で見ています。
このゲームは二人が1〜13のトランプのカードの中から1枚ずつ取って、先に相手の数字を当てた方が勝ちになるもので、みなみとかおりは自分のカードの数字しか見ることはできませんが、さやかは二人のカードの数字を見ています。
三人が次の順で会話したとき、みなみとかおりのカードの数字を答えなさい。
さやか「二人のカードは異なる数字で、どちらも1ではないわ。それに片方がもう一方の倍数になっているわよ」
みなみ「うーん、わからないわ」
かおり「私もわからないわ」
みなみ「そうか、いま、わかったわ」
【さぁ、みんなで考えよう!】
正解はこちら!
答えは、「みなみが【10】で、かおりが【2】」。
みなみが「10」のとき、かおりは「2」か「5」になる。
かおりが「5」のときは、みなみが「10」と分かるから、かおりが分からないなんて言えない。
かおりが「2」のときは、かおりはみなみの数字が分からない。
かおりが分からないなら、かおりは「5」ではないから「2」となる。