「和製英語」の話です。
和製英語とは、日本で独自に作られた英語に似ている言葉。
正式な英語ではないので、海外では、ほとんど通じない。
例えば、「ソフトクリーム」「ベビーカー」「ガソリンスタンド」「サラリーマン」などたくさんある。
これらは、すべて日本で作られた「和製英語」。
「ホッチキス」も和製英語。 英語では「ステープラー(stapler)」。
明治時代に、日本に初めて輸入されたのがホッチキス社の製品だったことから「ホッチキス」という名が定着した。
「ノートパソコン」も和製英語。
英語では、「ラップトップ コンピューター(laptop computer)」という。
ちなみに、ラップトップとは「ひざ乗せ型の」という意味。
「システムキッチン」も和製英語。
システムキッチンとは、流し台・コンロ・調理台・収納などがつながって一体となったキッチンのこと。
海外では、「作りつけの」という意味の「ビルトイン(built-in)」という言葉を使い、ビルトインキッチンと呼んだりする。
ちなみに、欧米の家庭のキッチンは、ほとんどがビルトインキッチンなので、単にキッチンと言えば大体相手には伝わるという。
メールアドレスなどで使われる「@(アットマーク)」、これも和製英語。
英語では、「at sign (アットサイン)」と言って、略して「アット」と呼んだりもする。
ただ世界各国では、このマークは様々な愛称で呼ばれている。