旅館の窓際にある謎のスペースって何?という話:ZIP【2021/02/17】

旅行などで、旅館に泊まった時に、部屋の端の方に、


こちらのような、「謎のスペース」を見かけたことはないでしょうか?

このスペースは、一体何なのか?

・旅館自慢の景色を見るためのスペース?

・濡れたバスタオルを干すスペース?

などと思ったりもしますが・・・。

埼玉県にある、創業1914年の名栗温泉 大松閣の女将さんの話によると、

実は、ここは「廊下」だったという。

まだ電気が普及していなかった昔は、

日当たりのいい縁側が、宿泊客の行き交う廊下だった。

時代が進むと、廊下は別に作られるようになったため、壁で仕切られプライベートスペースとして残されたという。

正式名称は幅広い縁側の意味で、「広縁」という。

現在では、別の効果もある。

空間をもつことで、畳に直接日光が当たらないようにする、畳の劣化を防ぐためのスペースにもなっている。