動物の鳴き声のモノマネが似ていると有名な声優の山寺宏一さん。
本物と、どれくらい似ているのか「鳩」の鳴き声で比較していました。
「山寺の鳩」と「本物の鳩」の鳴き声を科学的に検証。
検証するのは、犯罪捜査の協力も行う 日本音響研究所 鈴木 創 所長。
まずは、音の高さがわかる周波数で比較。
鳩の鳴き声は、約200ヘルツ。
一方、山寺の鳩の鳴き声も、約200ヘルツ。
ぴったり同じ。
さらに、鳩は「ククク」と時間を空けて鳴いているが、波形を見てみると・・・、
その間隔が 0.006秒と 1000分の1秒単位で一致。
これを狙って出せるのは、耳が良くて、分析能力と再現力が素晴らしいという。
なぜ、ここまで再現できるのか?
山ちゃんによると・・・、
出身が宮城県塩竈市で、鹽竈神社に鳩がたくさんいて、その隣にある塩釜第一中学校の体育館に巣を作って、それを退治する係だった。その可愛い鳩の鳴き声をいつも聞いてたのと、
中野坂上に住んでた時代にマンションに鳩に巣をつくられまして、ずっと聞いてたんです。
多分、そのおかげじゃないかと思います。普通ね、「ポッポー」ってみんなやるけど違うなって、ずっと子どもの頃に思ってたんです。「コロ コロ コロ・・・」これ「のどちんこ」のコロコロです。
震わせる音は3つあって、まず「唇」、次に「舌」、最後に「のどちんこ」。鳩は「のどちんこ」を震わすのを使っています。
とのことだった。
こちらが、震わせる音3つ。