クラシック楽曲で使われた驚きの演奏手法:グッとラック!【2021/03/15】

クラシック音楽の中には、驚きの演奏手法を取り入れた曲がいくつも存在するそうです。

大砲で演奏

例えば、白鳥の湖を作曲したことでも知られる作曲家のチャイコフスキーは、「1812年」という曲のクライマックスで、本物の大砲を撃ちならすパートを作った。

その様子がこちら。

ナポレオンのロシア侵攻をテーマにしたというこの曲。

実際に、楽譜にも「キャノン(大砲)」と書いてある。

指揮者が倒れる

ドイツの作曲家のカーゲルが作った「フィナーレ」という作品。

20分くらいの曲で、序盤は普通に演奏しているが、終盤に指揮者が倒れる。

これはワザとで、楽譜の指示によるもの。

ティンパニを破る

「ティンパニとオーケストラのための協奏曲」という作品。

楽譜の指示で、ティンパニに頭から突っ込んでいる。

楽譜には、その様子がイラストで再現されている。

卓球台で演奏

オーケストラの中心に卓球台を置いて、ラリーをしたり、最後には大量の球を卓球台に叩きつけたりする。

アフリカの作曲家のアンディ・アキホが作った「ピンポン協奏曲」。

卓球のリズミカルな音に着想を得て2015年に作曲した。