クラシック音楽の中には、驚きの演奏手法を取り入れた曲がいくつも存在するそうです。
大砲で演奏
例えば、白鳥の湖を作曲したことでも知られる作曲家のチャイコフスキーは、「1812年」という曲のクライマックスで、本物の大砲を撃ちならすパートを作った。
その様子がこちら。
ナポレオンのロシア侵攻をテーマにしたというこの曲。
実際に、楽譜にも「キャノン(大砲)」と書いてある。
指揮者が倒れる
ドイツの作曲家のカーゲルが作った「フィナーレ」という作品。
20分くらいの曲で、序盤は普通に演奏しているが、終盤に指揮者が倒れる。
これはワザとで、楽譜の指示によるもの。
ティンパニを破る
「ティンパニとオーケストラのための協奏曲」という作品。
楽譜の指示で、ティンパニに頭から突っ込んでいる。
楽譜には、その様子がイラストで再現されている。
卓球台で演奏
オーケストラの中心に卓球台を置いて、ラリーをしたり、最後には大量の球を卓球台に叩きつけたりする。
アフリカの作曲家のアンディ・アキホが作った「ピンポン協奏曲」。
卓球のリズミカルな音に着想を得て2015年に作曲した。