ニラは1番が1番甘い!という話:ためしてガッテン【2021/05/12】

料理に使われる「ニラ」。


実はニラには、1番から9番というように番号がつけられているそうです。

この番号は、いったい何を表すのか?

こちらの映像を見るとわかる。

最初に刈ったニラを1番として、その後からまたニラが生えてきた、これを2番と呼んでいる。

その後は、同じように刈るごとに、次が生えてきて、3番、4番、5番・・・9番となっている。

このように、何度も生えてくるのは、大きい根のおかげ。

50cm以上の長さの根もあり、ここに糖分が蓄えられている。

そのため、ほっとけば、9番以降もずっと生えてくる。

同じ地域で取れた、1番ニラと5番ニラを比べてみると、

1番は甘く、5番のニラは苦かった。

番号ごとに糖度を比較したものがこちら。

1番が最も甘いということがわかる。

1番ニラは、糖分が多いため、水分が保持されやすく、しゃきしゃきの歯ごたえがある。

2番以降のニラは、糖分が少なく糖分は少なめで、パンチのある味わい。

この甘さ・苦さによって、使うのに適した料理が変わってくる。

1番ニラの見分け方は?

太くて直径が1cm以上あると、1番のニラの可能性が高い。(※左側が1番ニラ)

ある八百屋さんで、1cm以上のニラが入っていた日がこちら。

入荷される日は、けっこうランダム。

1番ニラの出荷時期は産地によってバラバラで、ほぼ1年中出回っているそうです。