料理に使われる「ニラ」。
実はニラには、1番から9番というように番号がつけられているそうです。
この番号は、いったい何を表すのか?
こちらの映像を見るとわかる。
最初に刈ったニラを1番として、その後からまたニラが生えてきた、これを2番と呼んでいる。
その後は、同じように刈るごとに、次が生えてきて、3番、4番、5番・・・9番となっている。
このように、何度も生えてくるのは、大きい根のおかげ。
50cm以上の長さの根もあり、ここに糖分が蓄えられている。
そのため、ほっとけば、9番以降もずっと生えてくる。
同じ地域で取れた、1番ニラと5番ニラを比べてみると、
1番は甘く、5番のニラは苦かった。
番号ごとに糖度を比較したものがこちら。
1番が最も甘いということがわかる。
1番ニラは、糖分が多いため、水分が保持されやすく、しゃきしゃきの歯ごたえがある。
2番以降のニラは、糖分が少なく糖分は少なめで、パンチのある味わい。
この甘さ・苦さによって、使うのに適した料理が変わってくる。
1番ニラの見分け方は?
太くて直径が1cm以上あると、1番のニラの可能性が高い。(※左側が1番ニラ)
ある八百屋さんで、1cm以上のニラが入っていた日がこちら。
入荷される日は、けっこうランダム。
1番ニラの出荷時期は産地によってバラバラで、ほぼ1年中出回っているそうです。