黒板消しの近くにある「この紙」。
部屋の明かりを消すと光った。
これは、「蓄光シート」といって、目覚まし時計の針に付いているのと同じもの。
明るいうちに光を蓄えて、暗くなるとぼんやり光る。
ここでクイズです。
以下の3つ(スマホ・アイロン・お茶)の中で、蓄光シートを、より強く光らせることができるものがある。
それは、どれでしょうか?
【さぁ、みんなで考えよう!】
正解はこちら!
まず、スマホのライトを当ててみる。
すると、ライトを当てた所だけ、光を吸収した分、光っている。
では、スマホが正解かと思いきや、
実は、残りの2つでも光らせることができる。
温めたアイロンを当ててみると、
こちらも当てた所が光っている。
なぜ、アイロンで光るのか?
そもそも、蓄光シートは、光をエネルギーに変換して、内部に蓄える。
そのエネルギーは、ゆっくり光として放出される。
なので、暗くなっても光って見える。
しかし、温度が高くなると、光への変換速度が上がる。
なので、アイロンを当てると、その熱で、一気に変換が進み、強く光る。
入れたての熱いお茶を蓄光シートに乗せても、
その触れた部分が強く光る。