明治時代のコンドームの話:月曜から夜ふかし【2021/06/07】

石川県能登半島で民泊を経営している「TOGISO」の佐藤さんは、

築80年くらいの古民家を3年前に購入。

家の中は、昔の家主の物がそのままになっていた。

そして、その家の隣の蔵には、お宝が眠っていた。

それが、こちらの「やまと衣」。

中には輪っかのようなものがはいっている。

実はこれ、コンドーム。

明治時代後期のもので、120年くらい前のものになる。

中には説明書のようなものが付いていて、

その注意書きを見てみると、

・やまと衣の外面(そとかは)を龜頭(かりさき)にあてがひ覆(かむ)らすべ|(し)
・いか程(ほど)大きく共覆(き)せて暫(しば)らくすれば奇妙(きめう)に密着(ちやきる)す
・少(ちいさ)きは自在に延(のび)る物也(ものなり)
・本品(ほんひん)は幾回(いくくわい)使用するも妨げなし

当時は、何度か使いまわしていたようだ。

輪の長さを計ってみると、直径4.5cm。

これは、メガビッグボーイサイズ級にあたる。

販売元が今の森下仁丹ということで、寄贈することに。

その森下仁丹にも、現物は残っておらず、新聞広告のスクラップなど、資料としてしか残っていないという。

元々、この商品は、フランスから輸入したものを販売した経緯があるという。

つまり、フランス人のアレはえげつない?