車のタイヤのホイール部分。
種類によっては、これが原因で火災が起こる可能性があるという。
それがこちらの、ホイールのディスク面が内側に凹んだタイプ。
例えば、小学生の頃に、虫眼鏡に太陽光を集めて、黒い紙などを燃やす実験をしたことはないだろうか。
それと同じ原理で、ホイールの断面が太陽光を集めて反射する。
その集まった光がゴミ袋などの対象物に熱を与えて自然発火することがある。
この太陽が起こす火災は、「収れん火災」と呼ばれ、実際に埼玉では、この特殊なホイールが原因でボヤ騒ぎが起きている。
この火災は季節を問わず、太陽が出ていれば冬でも発生する。
実験を行った様子がこちら。
収れん部分にゴミ袋を置いてから、
たった30秒で燃え上がった。
ちなみに、このようなことがあった場合、故意に火をつけていないため、車の持ち主は罪に問われないという。