こちらは、カタツムリ。
垂直に立てたそろばんの上は、珠がくるくる回って滑りやすそうだが、
カタツムリは、いとも簡単に登っていく。
なぜこんなことができるのか?
カタツムリが通った跡を見てみると、ネバネバした粘液が残っていた。
粘液には接着剤のような粘着力があるため、どんな滑りやすい場所でも体を密着させることができる。
こちらは、日本刀の鋭い刃の上を進むカタツムリ。
こんなことができるのも、粘液のおかげ。
こちらは、後ろから見たイラスト。
刃に当たる部分は、体を浮かし、隙間を粘液で満たすことで、怪我することなく進むことができる。