なぜ象印のシンボルマークはゾウなのか?という話:土曜はナニする!?【2021/07/03】

まほうびんで有名な「象印」。

なぜ、シンボルマークが「ゾウ」なのか?

まほうびんが日本に初めて入ってきたのは、1907年にドイツから。

その約10年後、1918年に、象印の前身となる「市川兄弟商会」が創業された。

当時は、職人が一本ずつ手吹きを吹いて製造していたため、高価で国内ではあまり売れなかった。

価格は、現在の価値で、まほうびん1本約40万円で、海外への輸出がメインだった。

当時、まほうびんの輸出先として多くの割合を占めていたのが、東南アジア。

そこで、現地のウケがいいようにと、神聖視されていたゾウを1923年シンボルマークに選んだ。

そして、1961年に、マークに合わせて、「象印マホービン株式会社」に改称した。

その際に、「寿命が長い」「家族愛が強い」というゾウのイメージが社名にマッチした。

ちなみに、象印のマスコットキャラクターは、「ぞうさん」。