決まると恐ろしい!柔道の絞め技の話:ミヤネ屋【2021/07/29】

東京五輪の柔道女子70kg級で、金メダルをとった 新井千鶴 選手。

彼女が準決勝で決めた技が、「送り襟絞め(おくりえりじめ)」。

この技の恐ろしさを、 バルセロナ五輪 柔道女子で銀メダルをとった、

溝口紀子さん(スポーツ社会学者)が、人形を使って解説していました。

襟に手がかかった瞬間に、相手が半落ちしてしまうくらい危険な技。

頸動脈(けいどうみゃく)を圧迫する。

これが、下手な人がすると、喉仏に当たってしまう。

これだと、痛いだけで、絞めの効果が全然ない。

一度襟を開いて、

親指を入れ、手のくるぶしを頸動脈に当てて、絞める。

これを瞬時にする。

この時点で、かけられた相手は半落ちする。

さらに、後ろから、相手の頭を押して、

自分の体重を乗せる。

とても、危険な技。