極楽浄土の話です。
阿弥陀如来という仏様がいる世界が、極楽浄土だといわれている。
琵琶(びわ)や鼓(つづみ)などの楽器が音を奏でている。
踊っている人がいる。(まるでクラブみたいな所?)
実は、浄土は、1つではなく、9つに分かれている。
生きている時の行いによって、ランク分けされている。
それを「九品浄土(くほんじょうど)」という。
浄土そのものには違いはないが、行く時の乗り物が違ったりする。
例えば、
「上品上生」の乗り物は、「金剛台」。
「下品下生」の乗り物は、「金蓮花」。
言葉を変えていうと、
「上品上生」は、ファーストクラス。
「下品下生」は、エコノミークラス。
ランク分けをすることで、
生前なるべく善い行いをしてください といわれている。