ここ1年ほどで、電気料金がかなり上がってきている。
今、発電に必要なLNG(液化天然ガス)のアジア地域での価格は、2020年の10月頃に比べて10倍以上で、過去最高値を記録している。
このLNGは、液体にすると体積が減る。
例えば、大きなゴミ袋くらいの量の気体の天然ガスを液化すると、
体積は600分の1、これくらい小さくなる。
このため、運搬効率が上がるので、人気となっている。
日本の発電電力量の電源別割合を見てみると、
実は、 LNGは、火力発電の半分も占めている。
数十年前から、日本のLNG輸入量は、世界第一位だったが、
2021年では、中国の方が上回ると見られている。