こちらのコップの中に、コーヒーが入っている。
このコップの中のコーヒーの量を、コップの容量の”ちょうど半分”にするには、どうすればよいでしょうか?
コップは不透明なので、外から見てもコーヒーがどこまで入っているかはわかりません。
コップが上から下まで同じ太さの円筒形というのがポイントです。
コップの中のコーヒーを少しずつゆっくり飲んでいく。
そして、コップの底が少しでも見えたら、そこで飲むのをやめる。
これで、中のコーヒーは、コップの容量のちょうど半分になっている。
なぜ、半分になったといえるのか?
このコップは、円筒の形をしている。
コーヒーを飲み進め、水面がちょうどコップの底まで来た時、中のコーヒーはこんな形をしている。
これをよく見ると、コーヒーが入っている部分と入っていない部分は、大きさも形も全く同じになっている。
なので、ちょうどコップの底が見えるまでコーヒーを飲めば、中のコーヒーの量はコップの容量の半分になっているといえる。