健康上の問題がなく、日常生活を支障なく送れる期間を示す「健康寿命」。
厚労省が発表した平均健康寿命(2019年)は、
男性 72.68 歳
女性 75.38 歳
注目は、都道府県別のランキング。
男性では、「大分県」が、前回の36位(2016年)から急上昇して、1位に輝いた。
その秘密は?
聞こえてきたのは、大分県全体の健康意識の高さ。
どうやって意識の底上げを計ったのか?
県の担当者によると、
前回の調査で健康寿命の伸びが大変悪くてですね、これはいかんということで、県庁一丸となって頑張っておりました。
とのこと。
「めざせ!健康寿命 日本一!」を掲げ、2016年に設置されたのが、「健康寿命延伸班」。
そこで取り組んできたのが、3つのスローガン。
「減塩マイナス3g」「野菜一日350g」「一日プラス1500歩」。
食や運動など、具体的な数字に基づいた啓発活動を実施。
県内の飲食店と連携し、塩分やカロリーを抑えた健康メニューを提供したほか、
県主催のウォーキングイベントを開催。
健康寿命を延ばすには?
規則正しい生活と、足が大事。