キャンプでは、危険な組み合わせがあるそうです。
とある集団がキャンプで、昼食にバーベキューをした。
網の上で焼いていたのは、「玉ねぎ」「ホタテ」「ハマグリ」「エビ」「ロブスター」「ソーセージ」「焼き肉」。
よく焼いて食べていた。
しかし、その最中、バーベキューのけむりのせいか、ズズメバチが登場。
襲われそうになり、全速力で走って逃げた。
すると、その中のひとりが、呼吸困難になった。
この時の症状は、「食物依存性運動誘発アナフィラキシー」。
これは、BBQで食べた「甲殻類」と、スズメバチから逃げた際の「激しい運動」の組み合わせが原因。
甲殻類には「トロポミオシン」というアレルギーを引き起こすタンパク質があり、
普通に食べるだけだと問題ない人でも、直後に運動する事でアレルギー反応を起こす危険性がある。
ヒスタミンが放出され、気道の収縮で呼吸困難になる。
最悪の場合、死に至るケースもあるので注意。
一般的に15歳〜25歳の若者に多く起きる症状で、食べた量に関係なく発症。
食後、2時間運動を避けることで、93%発症を防ぐことができる。