空港内にも「消防署」があるそうです。
成田空港の滑走路の真ん中辺りにあったのは、消防車や救急車がある「消防署」。
空港のどこにでも迅速に駆けつけられるようになっていて、
通報後2分〜3分での消火活動開始が、国際ルールで決められている。
空港の消防車は、普通の消防車と何が違うのか?
普通の消防車は、街の消火栓からほとんどの水をとる。
一方、空港の消防車は、航空機火災を想定しており、車に10500リットルの水が積めるようになっている。
そして、一番の特徴は、「ピアス」と呼ばれる針状のノズル。
機内で火災が起きたとき、これを貫通させて水を放射する。
こうすることで、機内の消火も可能になる装置。
ピアスには、カメラが付いているので、貫通させる場所も確認しながら操作できる。
その見た目は、まるでサソリのよう。
的に狙いを定めて、
穴を開けて貫通、
大量に放水する。
幸いにして、この消防車は一度も出動したことがないという。