空港内にも消防署がある!という話:林修のニッポンドリル【2022/01/19】

空港内にも「消防署」があるそうです。


成田空港の滑走路の真ん中辺りにあったのは、消防車や救急車がある「消防署」。

空港のどこにでも迅速に駆けつけられるようになっていて、

通報後2分〜3分での消火活動開始が、国際ルールで決められている。

空港の消防車は、普通の消防車と何が違うのか?

普通の消防車は、街の消火栓からほとんどの水をとる。

一方、空港の消防車は、航空機火災を想定しており、車に10500リットルの水が積めるようになっている。

そして、一番の特徴は、「ピアス」と呼ばれる針状のノズル。

機内で火災が起きたとき、これを貫通させて水を放射する。

こうすることで、機内の消火も可能になる装置。

ピアスには、カメラが付いているので、貫通させる場所も確認しながら操作できる。

その見た目は、まるでサソリのよう。

的に狙いを定めて、

穴を開けて貫通、

大量に放水する。

幸いにして、この消防車は一度も出動したことがないという。