葉っぱを使ったツムギアリの巣:ピタゴラスイッチ【2022/03/05】

東南アジアの「ある森の中」に、葉っぱを重ね合わせた妙なものがあった。


実はこれ、ツムギアリというアリのアリの巣。

ツムギアリは、葉っぱの端と端をつなぎ合わせて、袋のような巣を作る。

しかし、小さなアリは離れている葉っぱまで、体が届かない。

そこでこんなやり方をする。

何匹ものアリたちが、鎖のようにつながって、葉っぱのフチを懸命に引っ張る。

たくさんのアリがつながれば、離れた葉っぱも引き寄せることができる。

そして、葉っぱのフチは、幼虫が出す糸で、キレイにつなぎ合わせる。



こうして袋型の巣を完成させる。