遺骨から作るダイヤモンドの話:THE TIME【2022/03/03】

先月(2022年2月)にTwitterで話題になったのは、美しいダイヤモンドの写真。


実は、合成ダイヤだが、驚くべきことに、「遺骨」からできていた。

父親の遺骨をダイヤにした人によると、

すごく綺麗な色だって思いました!あとは、おかえり!っていう明るい気持ちがいっぱいでした。

とのこと。

このサービスを行っているのは、スイスにある会社(アルゴダンザ・スイス)。

アルゴダンザ・ジャパンによると、

もう納骨はしないんだ、お墓は作らなくて、手元にある遺骨をすべてダイヤモンドにしたい。そういう需要が、ここ5年くらい非常に伸びている。

とのこと。

ところで、遺骨からどうやってダイヤを作るのか?

まずは、400グラム以上の遺骨から、

ダイヤの原石となる炭素を3グラム取り出す。

その後、天然のダイヤができる環境を再現し、

人工的に高温高圧で圧縮すると、

美しいダイヤモンドができる。

成人男性の遺骨から1カラットのダイヤが3つほどできる。

さらに、指輪やネックレスなどに加工してもらえるため、

大切な人とずっと一緒にいることができる。

その気になる金額は、52万8000円〜。

日本国内だけでも、2000件の依頼があったという。