猫とライオンの爪サヤの音と触感:探偵ナイトスクープ【2022/03/18】

ネコの「爪サヤ」の話です。

依頼内容

突然ですが、私には爪サヤ裂きという自分だけの楽しみがあります。皆さんは爪サヤをご存じですか?猫の爪は何層にもなっていて、爪が伸びて爪研ぎなどをすると、古くなった爪がポロッと剥がれるのですが、それを爪サヤといいます。立派な爪サヤともなると、古くて薄い爪が何層にも重なっています。その層を1枚1枚裂くのが爪サヤ裂きです。私はその裂く時の音や感触がたまらなく大好きなのです。そんな私には夢があります。それは百獣の王・ライオンの爪サヤをゲットし、爪サヤ裂きを堪能することです。どのくらい大きいのか?裂くとどんな音がするのか?ライオンの爪サヤを想像するだけで、たまらない感情になります。もう我慢できません。自分ではどうすることもできないので、お手伝いをお願いします。

真栄田 探偵「猫の爪って内側からサヤ状にどんどん新しいのできる、何層にも」

調査開始

こちらにあるとても小さいものが、猫の「爪サヤ」。

近くで見ると、こんな形。

猫の足を見ると、

普段は、爪を引っ込めている。

爪を切ったりする時に、押してあげるとニュッと出てくる。

これが剥がれたものが「爪サヤ」。

がんばって爪サヤを集めているという依頼者。

爪先をほぐすと、本のページをめくるように、層が分解される。

依頼者「これをさらに、1枚1枚裂いていく時の音が、たまんなくて・・・」

裂くだけではおわらず、集めて、

「裂き」の後は「追い潰し」。

潰した後が、キレイだという。

依頼者「同じ猫科のライオンにも、爪サヤがあるのでは?」

と、エスカレートしてきている依頼者。

兵庫県の姫路セントラルパークへ移動。

そこで、檻型のバスに乗り、ライオンに接触。

上から飛び乗って来たライオン。

その爪は、隠れて見えなかった。

次に、横から身を乗り出してきたライオンの手を見ると

檻に爪を引っかけていた。

そして、ライオンの獣舎で爪を拾うことに。

下を見てみると、

ライオンの爪サヤが落ちていた。

大きく見えるが、これでも小さいくらいらしい。

こんなに、たくさん集まった。

ネコと比べると、これくらい大きさが違う。

セントラルパークの猛獣班のスタッフが集めたものは、さらに大きかった。

こんなにも、大きさが違う。

ライオンの爪サヤを引き裂く音も大きかった。