雪を使って、おもしろいデザートが作れるそうです。
場所は、北海道の札幌から車で1時間の岩見沢市。
ここは、日本有数の豪雪地帯。
ここの雪で、アイスキャンデーを作る。
降り積もった雪に穴を開け、ジュースを注ぎ込んだら、アイスキャンディーが作るれるか?
深さ2メートルの穴を掘り、塩ビパイプを使って、底にジュースを流し込む。
しかし、これだけでは、アイスキャンデーはできない。
この時の雪の中の温度は、約0℃。
もっと温度が低くならないと、ジュースは凍らない。
そこで、使うのが、「塩」。
塩は、溶ける時に周りの温度を下げていく。
雪に塩を混ぜると、マイナス14℃まで下がった。
↓こちらと、同じ原理。
次に、グレープジュースを流し込む。
そして、アイスキャンデーといえば「棒」なので、これを差し込む。
ここで、塩ビパイプだけを抜く。
これで、ジュースに冷たさがダイレクトに伝わる。
周りを雪で固めれば、準備完了。
そして、翌日・・・。
棒を引っこ抜くと、ジュースは硬く凍っていた。
約2メートルの特大アイスキャンディー。
食べてみると、上の方は薄味、下の方は濃い味だった。
これは、凍る際、甘い部分が下に沈み、上下で微妙に味が変わったから。