「霧」と「もや」の違いは?:チコちゃんに叱られる!【2022/04/01】

」と「もや」、この2つの違いは、何でしょうか?


その違いは、「見通せる距離の違い」。

「霧」は、空気中のごく小さな水滴や微粒子により、水平方向に見通せる距離が、1km未満の状態。

「もや」は、水平方向に見通せる距離が、1km以上10km未満の状態。

つまり、すぐ近くまでしか見えないのが「霧」。

遠くまで見えるのが「もや」。

では、「霧」や「もや」は、どのように発生するのか?

雨上がりなどに、気温が下がると、地面近くの水蒸気を含んだ空気冷やされる。

すると、空気中に含みきれなくなった水蒸気が、小さな水滴になり、浮かんで見えるようになる。

「霧」と「もや」で、見通せる距離の違いはあるが、発生する仕組みは同じ。