「霧」と「もや」、この2つの違いは、何でしょうか?
その違いは、「見通せる距離の違い」。
「霧」は、空気中のごく小さな水滴や微粒子により、水平方向に見通せる距離が、1km未満の状態。
「もや」は、水平方向に見通せる距離が、1km以上10km未満の状態。
つまり、すぐ近くまでしか見えないのが「霧」。
遠くまで見えるのが「もや」。
では、「霧」や「もや」は、どのように発生するのか?
雨上がりなどに、気温が下がると、地面近くの水蒸気を含んだ空気冷やされる。
すると、空気中に含みきれなくなった水蒸気が、小さな水滴になり、浮かんで見えるようになる。
「霧」と「もや」で、見通せる距離の違いはあるが、発生する仕組みは同じ。