こちらは、工場などにある大きなタンク。
人が、大きな缶から液体の材料をトボトボと注ぐ仕事がある。
ここである問題が起きた。
うっかりポケットの中のペンをタンクの中に落としてしまったり、
手をすべらせて、缶そのものをタンクの中に落としてしまったり、
そんな事故が、頻繁に起きてしまった。
そんな時、よくあるのが「落としもの注意!」という貼り紙。
しかし、これでは、うっかりミスを完全に防ぐことはできない。
これをどうポカヨケするか?
タンクの入り口に、アミを張る。
こうすると、ペンなどはうっかり落としてもアミにぶつかってタンクの中には入らない。
でも、液体の材料ならアミを通り抜けるので、スムーズに入れることができる。
ペンを落としてしまうようなミスを完全に防ぐことは難しい。
このアミのように、ミスした時に「備える」しくみを作っておくと、安心して作業に取り組むことができる。