メジャーリーグで「サイン伝達用の受信機」を導入:モーニングショー【2022/04/08】

メジャーリーグで、新ルールが設けられた。

それは、「サイン伝達用の受信機」の導入。

バッテリー間のサイン伝達には、これまで捕手が指でサインを送っていたが、

電子機器の使用許可が出た。

どうやって、投手にサインを送るのか?

捕手が送信機付きリストバンドをつけて、

9種類の球種」と「9種のコース」を選択。

例:「スライダー ローアウトサイド」など。

それを 投手の帽子の中に入っている受信機に伝える。

骨伝導なので、周りには聞こえない。

投手、捕手の他に野手3人まで装着できる。(全部で最大5人)

なぜ、こんなことが始まったのか?

メリットとしては、サイン盗み対策、試合時間の短縮につながる。

2022年から、投手が返球を受けてから20秒以内に投げないといけない、試合時間を短くする傾向にある。

エンゼルスの大谷選手は、オープン戦で、この機械を使っていなかったが、

使用したある投手によると、

「慣れてくれば良いテンポでなげられた。ポジティブな点が多かった」

とのこと。

音声は、英語やスペイン語の他、日本語などチーム独自の録音も可能。

しかし、この機械は、球種が少ない投手なら問題ないが、球種が多い投手でなかなかサインが決まらない場合、捕手は大変かもしれない。