夏特有のイヤーな臭いの原因となる場所の1つが「キッチン」。
シンクの排水口が原因であることが多い。
排水口の上の部分を掃除しているのに、なぜか臭いが気になることがある。
その原因は、日常の汚れやカビだけではなく、実は下水の臭いが湧き上がっている。
排水口の下の部分の仕組みを見てみると、
「トラップ」といわれる配管がある。
ここに本来だと、水がたまる仕組みになっている(封水)。
これで、下から悪臭や虫などが上がってこないように、できている。
しかし、夏場は暑いので、でかけている間に水が干上がって、下水臭が上がってきてしまう。
夏場気をつけたい排水口の下水臭。
これはキッチンだけではなく、洗面所やお風呂場でも起こりやすい。
その対策としては、まず水を流すこと。
猛暑日などに、半日近く、水を流していない状態が続く場合は、
30秒から1分ほど水を流すとよい。
さらに、長時間の外出前にオススメなのが、
氷を排水口に入れてしまうこと。
これで、自然に氷が水になって、封水になり、
干上がるペースが遅くなる。
そうすると、徐々に水が流れるだけでなく、排水管の中を冷たくすることで、
封水の蒸発を遅らせることができる。