学校で使う赤白帽子。
夏の炎天下では、白の方が涼しいという人がいる。
これは、本当か?
風船を使って実験する。
黒いテープを髪に見立てて貼る。
それぞれに、赤と白の帽子をかぶせる。
直射日光が当たる所に、この2つを置く。
そして、物の表面の温度が計れる温度計を使い、
帽子の表面温度を計り、赤と白の温度差を見ていく。
すると、開始直後から、赤の方が8℃くらい高いことがわかった。
しかし、今わかったのは、帽子自体の温度であって、暑さを感じる頭ではないか?
ということは、帽子の中の部分の温度を計った方がいいのではないか?
でも、どうやって計測しようか?
そこで、水温計を使う。
小さい容器に水を入れて、
そこに、水温計のセンサーを差し込み、
風船の頭に黒テープで貼り付けたものを
3つ(赤、白、帽子なし)用意する。
これで帽子の中の温度が計れるので、温度の変化を見ていく。
まず、「帽子なし」が、やはり一番暑い。
次に、赤と白を比べると、少しだけ赤の温度が高い。
しかし、帽子の表面の時と比べると、その差は小さい。
帽子の中の温度は、赤白でそこまで変わらない。