鉛筆の話です。
鉛筆を削った時に、削った境目をよく見ると、
ナミナミなのと、まっすぐなのがある。
これはなぜか?
何本かの鉛筆を2種類に分けてみると、
まっすぐな方は、断面が「丸」。
ナミナミな方は、断面が「六角形」。
ここで、実験。
六角柱の発泡スチロールに、色を付けたものを用意。
鉛筆削りの刃は少し斜めになっているので、
スチロールカッターを斜めにして、発泡スチロールを回転させて切っていく。
すると、ナミナミになった。
回転させて、六角形の幅が広くなる時、
スチロールカッターの刃が下まで届く、
逆に、六角形の幅がせまくなる時、
刃の当たる位置が高くなる。
この上がったり下がったりが繰り返されるから、境目がナミナミになる。