テレビの4Kの「K」ってなに?:チコちゃんに叱られる!【2022/12/09】

4Kの「K」ってなに?という話がありました。

これについて、倉掛卓也さん(NHK放送技術研究所 研究企画部 副部長)が説明していました。

4Kの「K」は、キロ。

重さや長さのように、1K(キロ)は1000を表す。

つまり、4Kは4000 のこと。

では、何が4000なのか?

4K放送に対して、現在の放送は「2K」と呼ばれていて、

縦に1080個、横に1920個の画素が並んでいる。

この横の数が約2000なので、2キロ、2Kとなる。

「画素」については、こちら↓

一方、4Kの映像は、縦に2160個、横に3840個の画素が並んでいる。

横の数が約4000なので、4キロ、4Kとなる。

2Kと4Kで、同じ映像を比べると、

同じ大きさの画面の中に、2Kは207万個、4Kは829万個と、約4倍もの画素が入っている。

2Kと比べて、4Kの方がよりきめ細かく、とても鮮明に滑らかに映る。

従来の2K放送では、自然界の色の一部を再現できずにいたが、

4K放送では、自然界に存在する色の99%を再現できるようになった。