こちらは、先月(2023/03/14)、スペインにあるコインランドリーの防犯カメラの映像。
洗濯が終わった1人の男性が、ドアを開けて出てから数秒後・・・、
突然、乾燥機の扉が開き、勢いよく炎が噴き出した。
炎は、瞬く間に、部屋全体に広がり、建物の入り口や天井を吹き飛ばした。
海外メディアによると、
「消防隊がすぐに到着して消火したため、被害の拡大は食い止められた」
とのこと。
男性がコインランドリーを出る時間が少しでも遅ければ、大きな被害が出るところだった。
爆発の原因は、洗濯のズボンのポケットに残されたライター。
捜査当局によると、
「ライターが過熱され、中の液体が爆発を引き起こした」
とのこと。
どのような要因で爆発したのか?
元東京消防庁・麻布消防署長の坂口隆夫さんによると、
「ライターが乾燥機内の熱によって圧力が上昇して、破裂をすることによって、ライター内の可燃性ガスが吹き出て、何らかの火種によって(静電気など)着火して爆発が起きた。日本でも、一般的に使われているライターに近いものなのかなという感じがします。自宅でも同じような現象が起きる可能性はあると思います。」
とのこと。