ポケットにライターを入れたまま洗濯乾燥してはいけない!:めざまし8【2023/04/06】

こちらは、先月(2023/03/14)、スペインにあるコインランドリーの防犯カメラの映像。


洗濯が終わった1人の男性が、ドアを開けて出てから数秒後・・・、

突然、乾燥機の扉が開き、勢いよく炎が噴き出した。

炎は、瞬く間に、部屋全体に広がり、建物の入り口や天井を吹き飛ばした。

海外メディアによると、

「消防隊がすぐに到着して消火したため、被害の拡大は食い止められた」

とのこと。

男性がコインランドリーを出る時間が少しでも遅ければ、大きな被害が出るところだった。

爆発の原因は、洗濯のズボンのポケットに残されたライター。

捜査当局によると、

「ライターが過熱され、中の液体が爆発を引き起こした」

とのこと。

どのような要因で爆発したのか?

元東京消防庁・麻布消防署長の坂口隆夫さんによると、

「ライターが乾燥機内の熱によって圧力が上昇して、破裂をすることによって、ライター内の可燃性ガスが吹き出て、何らかの火種によって(静電気など)着火して爆発が起きた。日本でも、一般的に使われているライターに近いものなのかなという感じがします。自宅でも同じような現象が起きる可能性はあると思います。」

とのこと。