日本には川が多い!という話:一発でわかる!神図解【2022/12/27】

毎年、梅雨、台風の季節に、日本を襲う水害。

実は、日本で水害が多い理由のひとつは、急流の川が多いから。

大雨が降ると、急激に増水し、川が氾濫しやすい。

そんな日本に、どれくらいの数の川があるのか?

都内を流れる有名な川が、こちら。

これらの川には、細かい支流もたくさんある。

これを全国で見てみると・・・、

輪郭を描かなくても、日本地図が完成するくらい川がたくさんあることがわかる。

日本の川は小さいものを含めると、35000本以上あるといわれている。

逆に、白く川のない部分が気になる。

滋賀県の琵琶湖は、湖なので、もちろん白い。

一方、静岡県の白い部分は、富士山。

しかし、その近くにある南アルプスの部分には川が流れているのに、なぜ富士山には川がないのか?

富士山は、山は山でも、火山であり、地表は、溶岩や火山灰。

そのため、地質はざらざらの粒子状で、雨は地表を流れずに、すぐ地面に染み込む。

また、富士山の形が綺麗な円すい状になっていることも、川がない理由のひとつ。

頂上付近には、水がとどまる場所がないので、川の流れが生まれない。

ちなみに、海外のオーストラリアの川だけの地図を見てみると・・・、

日本と比べて、川が少ない。

オーストラリアの人口密度を見てみると、川の多い所で高いことがわかる。