毎年、梅雨、台風の季節に、日本を襲う水害。
実は、日本で水害が多い理由のひとつは、急流の川が多いから。
大雨が降ると、急激に増水し、川が氾濫しやすい。
そんな日本に、どれくらいの数の川があるのか?
都内を流れる有名な川が、こちら。
これらの川には、細かい支流もたくさんある。
これを全国で見てみると・・・、
輪郭を描かなくても、日本地図が完成するくらい川がたくさんあることがわかる。
日本の川は小さいものを含めると、35000本以上あるといわれている。
逆に、白く川のない部分が気になる。
滋賀県の琵琶湖は、湖なので、もちろん白い。
一方、静岡県の白い部分は、富士山。
しかし、その近くにある南アルプスの部分には川が流れているのに、なぜ富士山には川がないのか?
富士山は、山は山でも、火山であり、地表は、溶岩や火山灰。
そのため、地質はざらざらの粒子状で、雨は地表を流れずに、すぐ地面に染み込む。
また、富士山の形が綺麗な円すい状になっていることも、川がない理由のひとつ。
頂上付近には、水がとどまる場所がないので、川の流れが生まれない。
ちなみに、海外のオーストラリアの川だけの地図を見てみると・・・、
日本と比べて、川が少ない。
オーストラリアの人口密度を見てみると、川の多い所で高いことがわかる。