ゲップを出せるようになる方法:探偵ナイトスクープ【2024/02/02】

独自に発見したゲップの出し方を紹介していました。

依頼内容

私は今38歳ですが、28歳までゲップを出すことができませんでした。
飲み会でビールを飲んだ後に、ゲップを出せない息苦しさが必ずと言っていいほどあり、
またゲップを出せないためか、普段からオナラの量が多いことも悩みでした。
あまりにつらかったので、理学療法士の仕事をしている私は、手元にあった解剖学の本を見て、
ゲップの出し方を考え続けました。
そして、4〜5年の試行錯誤の末に、遂に、自分で出せるようになったのです!
それからというもの、人生が変わったと言っても、過言ではありません。
ゲップを出せるようになって10年、ふと思い立ち、ネットでゲップの出し方を調べてみて、愕然としました。
いろいろな方法が紹介されているのですが、まともな方法がないのです。
そして、何よりも自分と同じように、ゲップを出せずに、苦しんでいる人がたくさんいたのです。
なんとかしたい謎の正義感が湧き上がりました。
そこで探偵さんにお願いです。僕の前にゲップを出せずに苦しんでいる人を連れてきて頂けないでしょうか。
ゲップが出せるようになって、人生が変わった僕のように他の方の人生も変えてあげたいです。

調査開始

ゲップを出す方法を依頼者の甲田さんがイラストを使って説明していた。


まず、この青いのが呼吸した空気の入る「気道」。

赤いのが食べ物が入る「食道」。

食道は、もともと、ほとんど開いておらず、常に閉じている状態。

ごはんを食べる時には、自然と開いて、飲み込んで、

また閉じる。

ゲップは食道を上がってくる、

ゲップを出せる人は、食道がスムーズに開くので出るが、

ゲップが出せない人は、これが開かない。

食道を緩ませようと思っても、なかなか意識することが難しいので、

気道の方をコントロールして、すぼめていって、無理やり食道を開きやすい
状態にすると、通り道ができてゲップが出てくる。

そこで、鼻をつまむ。

すると、口も閉じて息を吸おうとすると、少しのどぼとけが下がり、胸が少しへこむ。

それが、食道が開いた状態。

それを利用して、ゲップが上がってきた時に、この動きで食道を開くのと同時に、お腹をへっこませることで、たまっていたゲップを出していくという方法になる。

これが「甲田式ゲップの出し方」。

これをゲップが出せない3人の方が実践したところ、大小はあったが全員出すことができた。