男性器の温覚の話です。
依頼内容
私には、結婚して3年になる夫がいます。その夫が男性器の先っぽには、温覚と冷覚がないというのです。
つまり、冷たさも熱さも感じないんだと、どうやら主人が高校の時に、生物の先生が言っていたそうで、
彼の周りでは、周知の事実となっているそうです。
実際に、自分自身の男性器に保冷剤を当てて試したそうで、「何も感じなかった」と言い張ります。
私は女なので分かりませんが絶対ウソだと思うのです。
どうしても信じない私に、「ほかの男性に聞いてみろ」と、主人に言われ、
恥ずかしさを押し殺し、元職場の先輩や同僚に聞くと、「そんなわけはない」と言われました。
真実は一体どちらなのか、調査して頂けないでしょうか?
もしかすると、主人が特異体質なのかもしれません。
調査開始
ナイトスクープ医療顧問の谷先生に聞いてみる。
谷先生「ちょっと私知らんかったですね。
泌尿器科の先生とか、色んな先生 聞いてみます。」
(その後・・・)
谷先生「誰も『知らない』って言うんですよ。
だから自分なりに調べてみたんです。
ある大学の論文にはね、はっきりと書いてあるんですよ。
上顎の口蓋と頭は冷点はあるんだけど、温点は見当たらなかった。」
つまり、冷たさは分かるが、温かさは分からないという。
ここで、実験してみる。
板状のみこしの上に、うつ伏せになり、下向きに男性器を出し、
そこに、温度の違う水を入れたコップを被せるというもの。
いわゆる、逆向きチンアナゴ状態。
・5度の冷水を入れたコップを被せる。(冷水入水中)
・50度の高温水を入れたコップを被せる。(高温水入水中)
検証結果がこちら。
熱さを感じない → 3人中3人
冷たさを感じる → 3人中2人
冷たさを感じなかった1人は、依頼者の夫で、彼はどちらの温度も感じなかったので、鈍感なのではないかという話だった。
ちなみに・・・、
ある研究では、全身の皮膚 1平方cmあたりに、
冷点は15個ありまして、温点は2個しかないと。
もともと人間の体っていうのは、温かいよりも冷たいのがより敏感に感じて、温かいは、ちょっと感じにくいものがあると。
さらに亀頭は違うという、温点がないという。