1秒で言えない数字は?:探偵ナイトスクープ【2024/08/03】

数字の話です。

依頼内容

ぶしつけな依頼で申し訳ないのですが、私と一緒に数を数えてもらえないでしょうか。
というのも、先日、子どもと湯船につかっている時、
10まで数えたら出ようねと、一緒に 1・2・3と数を数えていたところ、
ふと、「1秒で言い切れない最初の数字は何なんやろ」という疑間が湧きました。
その日から、何度か試してみたのですが、子どもはすぐ飽きてしまうし、
1人で数字を連呼する孤独感にも負け、いつも途中で断念してしまいます。
大変根気のいる依頼かと思いますが、共に励まし合い、
1秒で言い切れない最初の数字は何なのか、調査して頂けないでしょうか。
気力と根性のある探偵さん、ご協力お願いします。

調査開始

今回の探偵は、霜降り明星のせいや。

数を数える時の1秒を正確に計るシステムを用意。

1秒以内に数が言えたかを判定するのは、
放送芸術学院専門学校の講師で、現役音声マンの田中貢さん。

基本は、モニターでカウントする。

1秒で言えない数字は?:探偵ナイトスクープ【2024/08/03】

1周1秒の間に、数字が言えればセーフ。

そして、メーターを見て1秒を超えたと思ったら、審判が音声メーターをチェックする。

波形から正確なタイムを出す。

波形が重ならないように、依頼者の女性(奇数)とせいや(偶数)が交互にカウントする。

最初は、余裕があるが、「397」辺りから「7」がつく数字が言いづらく時間を取られることに気づく。

1から10まで発音しにくいのが「7(なな)」で、舌を使わないといけない。

その後、「100」を通過し、3桁突入。

途中、「778」で、初めて審議が入る。

波形でタイムを見ると・・・、

なんと、1秒ジャストでセーフ。

その後も、カウントは続き・・・

「1000」を通過し、4桁突入。

ここからは、「千(せん)」が追加され、

全部、唇を動かさないといけない「88(はちじゅうはち)」なども言いづらくなる。

1900から2000の初めの方は、西暦で馴染みがあるので、意外と言いやすい。

例:1853年ペリー来日、1972年アグネス・チャン来日。

そして、とうとう「10000」まで到達。ここまでで4時間かかっている。

ここから5桁ゾーン突入。

そして、とうとう1秒では言えない数字が登場。

「12788(いちまん にせん ななひゃく はちじゅう はち)」。

波形でタイムを見ると・・・、

1.1秒。1秒を超えた。