卓球選手が、頻繁に行う仕草がある。
それは、プレイの合間に何度も行う、卓球台をなでるような仕草。
しかも、この仕草をするのは、決まってネット際。
これには、何か目的があるのか?
実はこれ、手に汗が付いている時に、台で拭いていて、
手を乾かしてからラケットを握って、プレーしている。
しかし、汗を拭くならタオルを使えばよいのでは?と思われるが、
実は、ルールに基づいて行動している。
卓球では、テンポよく試合を進めるため、タオルの使用を制限。
タオルの使用は、お互いの点数の合計が、6の倍数になった時だけ。
ただ、それだけだと、試合中にかなり手に汗がついてしまうので、
台のボールが当たらないような所で、汗を拭いている。
もし、台の真ん中で拭いてしまうと、
逆に手の汗でぬれてボールがイレギュラーしてしまう可能性がある。
ちなみに、汗はユニフォームで拭けばいいのでは?という話もあるが、
既に汗まみれで、それだと拭いても意味がないという。