奈良県が滑走路を作るために、五條市内のゴルフ場を36億円で買い取ったという話があった。
これについて、なぜそんなに高い額だったのか、
ひろゆきと山下真 知事(奈良県知事)が話をしていた。
【ひろゆき】
僕の印象だと地方のゴルフ場に30億円って明らかに高すぎる気がするんすけど。
要は30億で買うって言うと、東京で会社買う時って、経常利益の10%で考えるので、すると年間3億円ぐらい利益があるゴルフ場っていうイメージになっちゃうんですよ。
奈良のそんなとこ(五條市内)に、年間利益3億円のゴルフ場なんか作れるわけねえだろって考えると、
かなりぼったくって売られてるんじゃないかという印象があるんですけど。
【山下知事】
ゴルフ場がですね、民間と民間の間で売買される時は、大体5億円以下なんですよ。
高くても数億円なんですよ。
公共が買う場合はですね、どうしても高くなってしまうんですが、なぜ高くなってしまうかっていうと、公共が買う場合はですね、ゴルフ上に生えてる木の1本1本まで値段調べて、その保証しなきゃいけないっていう風に、憲法と法律で決まってるので。
要するに、売り手と買値のネゴシエーションで、値段が決まるわけではなくって、ゴルフ場の古いクラブハウスも、一応価値があるという前提で、クラブハウスを建て替えたらいくらかかるかという費用を保証しなきゃいけない。
だから高くなる。
【ひろゆき】
そんなアホな買い方、なんでするんすか?
【山下知事】
それはですね、一応憲法で私有財産が保証されているので、
国や自治体がその私有財産を召し上げる場合は、保証しなきゃいけないという風に憲法で決まっていて、
法に基づいて様々なルールが、会の規則で定められているんですが、
ゴルフ場だったら、もう1回ゴルフ場をやるとしたら、どれくらいお金がいるかっていう考え方の元で・・・。
【ひろゆき】
もう1回ゴルフ場を作れるぐらいのお金を渡さなければならないと?
【山下知事】
そういうこと。
【ひろゆき】
1から作るんだったら30億円ぐらいかかりますよみたいな?
【山下知事】
はい。