復讐する人としない人の違い:アベプラ【2025/03/13】

復讐する人としない人の話です。

精神科医のTomyさんが、

裏切られた人に、復讐する人としない人の話をしていました。

人間は本質的に誰かを裏切ろうと思って生きている人はいない。

では、なぜ裏切ることになるのか?

自分と相手の立場が変わると結果として、

裏切ることになってしまう。

何が起きているのか?

人間関係の変化と、自分自身の変化と、相手の変化があり、

その中で、同じ側から物事が見れなくなった瞬間に、

裏切った裏切られたという物の見方が成立する。

例えば、奥さんが夫に浮気をされた時、

なぜ夫が浮気をしたかというと、

浮気相手と自分(夫)との関係の方を優先されてしまった。

それが起きると、奥さんから見た時に、浮気という見方になる。

まず、立場や状況が変わってしまったという、この事実を受け止めた上で、

「事実の問題」と「感情の問題」とは、分けて考えた方がよいと思われる。

【ひろゆきの質問】

(裏切られて)しょうがないよねと割り切れる人と、

相手が嫌な思いをするのを見たいから、コストをかけてでも復讐をしてやろうという人、

この差は、どこから出てくるのか?

【Tomyさんの回答】

基本的には、自分がどこに重きを置くかによる。

自分のやりたいことや、自分が進むべき道がたくさんあって、

そちらが優先だと思える場合は、そちらを先にして、

(裏切った人に)関わるだけそのエネルギーはもったいないと思える。

人間は、自分の絶対的な価値観を意識できる人と、

そうではなく、目の前のことに囚われてしまう人がいるので、

眼の前のことに囚われてしまう人は、今の感情を優先してしまい、得るものはない。

これが、もし他にやるべきことがあるのであれば、そちらに目を向けられると思う。

それが、(復讐する人としない人の)違いなのかなと思う。