阪神電車の色の話です。
2025年、史上最速のリーグ優勝を果たした阪神タイガース。

しかし、阪神ファンの一部では、ある不満が募っている。
【阪神ファンの人たち】
「阪神電車で甲子園まで行くけど、なんで阪神電車がオレンジ色やねん」
「オレンジ色は、ジャイアンツのイメージ」
「裏切りやね」
「なんで、黄色にせえへんねん、負けてる時は歩いて帰る、オレンジの電車には乗らない」
という、阪神電車がオレンジ色問題。

なぜ、阪神電車は、黄色ではなくオレンジなのか?
【阪神電車の担当者】
「オレンジ色になっている理由は、阪神・淡路大震災で甚大な被害を受けた経緯がある。
震災後に作った電車については、新しく前を向いて新しい気持ちでやっていこうという所で、
明るいオレンジ色を選択した。」
【阪神電鉄の株主の人】
「『オレンジ嫌』は株主総会でも毎回議題に出てます。勝って気持ちよく飲んで帰っているのに、
家まで読売に包まれて帰らなあかんなんか、意味分かりませんやん」
(阪神タイガースの親会社なのに、なぜ黄色を選ばなかった?)
【阪神電車の担当者】
「オレンジ色の電車の前が、赤胴車が一番メジャーだった。」

「その赤胴車を踏襲したら、結果的にオレンジだった。」
しかし、このオレンジ色の車両も、株主総会でやめろという声が上がった。
そんな阪神電鉄が創業120周年を期に、新たに製造する車両の色を変える。
【阪神電車の担当者】
「今年(2025年)8月から、お客様に長年愛されてきた赤胴車を継承して、『リ・バーミリオン』というカラーを採用。赤色です。」

(まさかの黄色ではなく、赤色)
【阪神ファンの人たち】
「赤?広島?乗っていいんでしょうかね」
「読売終わった思うたら、今度は広島に包まれまんのか」
「赤いうたらカープやな、ちょっと感覚がおかしい」
(なぜ、かたくなに黄色にしないのか?)
【阪神電車の担当者】
「ご利用いただくお客さまの中には、目的がタイガース以外の方もいるので、どちらに対しても、愛される阪神電車を目指したい。」






