アサガオは朝になると咲くのはなぜ?:チコちゃんに叱られる!【2026/07/24】

アサガオはなぜ、朝になると咲くのか?


これについて、仁田坂英二 先生(九州大学 大学院理学研究院 准教授)が説明していました。

「アサガオは、朝になると咲く」と思ってる方が多いが、少し違う。

花が咲く合図になってるのは、「朝の明るさ」ではなく、

「10時間くらい、暗いこと」。

アサガオは、春に種をまいたあと、気温が20°C以上あれば、5日前後で発芽する。

そこから、約1か月半かけて、ツルを伸ばして成長していく。

最初のポイントが、6月の夏至。

夏至は、1年で最も昼が長く、夜が短い日。

この日を境に、夜の時間は、徐々に長くなっていき、辺りが明るくなる日の出の時刻は、遅くなっていく。

アサガオの葉や花には、光を感知する機能があり、暗い時間の長さの変化を感じ取る。

夏至を過ぎると、夜が長くなり始めたことを感じ取り、アサガオは、つぼみを作り始める。

そして、7月下旬、花を咲かせるが、ここで必要なのが、約10時間暗いこと。

日に日に長くなる夜の暗い時間が、10時間を超えたことが合図となり、

暗くなってから約10時間後に花を咲かせる。

だから、7月と8月では、花が咲く時間帯は違う。

ちょうど、日の出の頃に咲くのが7月下旬。

この時期は、夜6時45分ごろには、暗くなるので、
そこから、10時間経った朝4時45分ごろの日の出とともに咲く。

これが、8月の終わりになると、
夜6時15分ごろには暗くなり、
その10時間後、朝4時15分ごろに花が咲く。
このころの日の出は、朝5時15分。
まだ暗い中で、花が咲く。

そのため、逆に暗い場所を作ってしまえば、
夜なのに、アサガオを咲かせることもできる。