コロナ禍で、大阪市では、上下水道基本料金の減免措置がとられた。(2020年7月から9月検針分)
しかし、市民の中には、減免になった人がいれば、ならなかった人もいるという。
一体どういうことか?
賃貸料金などで家賃に水道料金が含まれて定額制になっている場合、
大阪市と給水契約しているのは、管理会社やオーナーになる。
大阪市は、減免額を入居世帯分割引き、管理会社やオーナーに請求しているが、入居者に減免分が還元されていない可能性がある。
大阪市内では、約2万6000件のマンションで、管理会社やオーナーが市と給水契約をしている。
全住民が対象とされた減免措置を受けていない市民がいる以上、このような制度の見直しも必要かもしれない。