テレビで、ダスキンの大阪中央工場の紹介をしていました。
ここはモップなどを作る工場ではなく、洗う工場です。
毎日、約20t(トン)のレンタルモップやマットを回収して洗浄しています。
回収されたモップはベルトコンベアに乗って、あるところへ運ばれます。
ベルトコンベアの流れるその先へ行ってみると、
現れたのは、超大型洗濯機!
家庭用洗濯機だと洗う量は5〜10kgくらいですが、この洗濯機では「200kg」も洗えるそうです。
この工場では、洗濯機が6台、乾燥機が6台置いてあります。
1回で、1t(トン)は洗える計算になります。
汚れたモップ4400枚を洗濯機を斜めに傾けてから投入し、約2時間かけて洗浄します。
洗浄して、すすいで、もう一度すすぎ洗いをして、最後だけ「吸着剤」を入れて仕上げます。
吸着剤を付けるとともに、「追い染め」といって着色して元の色に戻す工程もあります。
洗浄したモップを外に出して、
向かいにある乾燥機へ入れていきます。
そして、一時間かけて乾燥させます。
その後、金属検出機や人の目で異物などをチェックして、
キレイな状態にして各家庭に再び届けられます。