大手銀行のネットバンキングが、ワンタイムパスワードを導入してきていますね。
複数の銀行口座を持っていてネットバンキングを使用しているので、なんとなく流れがわかってきました。
乱数表カードから、ワンタイムパスワードへ
銀行での振り込みといえば、カードに書いてある乱数表を元にランダムで数値や文字をピックアップして、入力するタイプが主流でした。
カードをもっている本人でないとわからないようになっている第二のパスワードのようなものですね。
しかし、これが固定の文字なので、解読される可能性もなくはないので、取引の度や時間とともにパスワードが変わるワンタイムパスワードを使用するようになってきました。
三菱東京UFJ銀行では
乱数表を使用していたのを 平成27年8月9日(日)からワンタイムパスワードを使用しなければならないように通知されています。
この時、「ワンタイムパスワードアプリ」と「ワンタイムパスワードカード」のどちらかを選択することができます。
ワンタイムパスワードアプリ・・・スマホに専用アプリをインストールしてパスワードを取得する方法
これをネットで申し込むとアプリを利用開始するためのパスワードが書かれたハガキが送られてきます。
ワンタイムパスワードカード・・・専用のカードからパスワードを取得す方法
これをネットで申し込むと専用のカードが送られてくるらしいです。(まだこちらは試したことがありません)
どちらかを選択すると、もう一方は使えなくなるので注意しなければなりません。
カードは紛失する可能性があるので、アプリの方がいいかなと思い選択しました。
しかし、この前iPhone携帯を初期化することがあったので、ハガキでもらった同じパスワードを入れたところ使えない!
機種変更しなくても、同じ携帯を初期化するのもだめみたいです。再度、アプリを利用開始するためのパスワードを申し込むことになってしまいました。
https://www.nanigoto.net/entry/2015/12/01/000756www.nanigoto.net
ワンタイムのスマホ用アプリは、「三菱東京UFJ銀行」 のメインアプリに統合されたので管理がしやすいです。
三井住友銀行では
UFJと同じく、スマホアプリ版とカードが選択できます。
自分は、スマホアプリにしましたが、三井住友銀行アプリとは別のアプリとして存在しているので、少々めんどくさいです。
ゆうちょ銀行では
平成27年9月23日(水・休)にサイトをリニューアルをするらしくて、ワンタイムパスワードカードが必須になるようですね。
こちらは既に使用しています。
新生銀行では
こちらは、ログインをする時に2段階認証になっていて、まだワンタイムパスワードは使用していないようですね。
シティバンクでは
こちらは、かなり前からワンタイムパスワードカードを使用しています。
自分が使っている銀行の中では、いち早く取り入れたのではないでしょうか。
じぶん銀行
こちらは、三菱東京UFJ銀行の系列なのですが、まだワンタイムパスワードを推奨していないですね。
また同じ過ちを繰り返す
セキュリティを向上させるために、ワンタイムパスワードが必要になるとは思いますが、物理的なカードを使用している銀行さんに言いたいです。
なんのためにネットバンキングを使用できるようにしたのかということを。
わざわざ銀行に行かなくても利便性を考えてのことだったと思います。
それがまただんだん面倒なことになってきて、パスワードやカードをうまく保存しておかないと、口座を持っている本人すらログインできないようなことになってきています。
なんだかもう本末転倒ですね。
パスワード用のカードがまた増えてくるし、これでは銀行のカードやクレジットカードと変わりません。またお財布が分厚くなってしまいます。
せめて、Googleの2段階認証くらいの使用感で、パソコンや携帯だけで事足りるようにしてもらいたいです。これも携帯を変えたりするとめんどくさいのですが、まだマシかなと思います。
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