↓最近、うちの子供がアンパンマンブームなので、やなせたかし版のアンパンマンの絵本を買いました。
- 作者: やなせたかし
- 出版社/メーカー: フレーベル館
- 発売日: 1987/06/01
- メディア: 大型本
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そして、子供に絵本を読んでいたらいくつか引っかかることがありました。
あらすじはこんな感じ
カバくんが泣いていたので、アンパンマンが顔のアンパンを分けてあげたけど、なぜか泣き止まない。
実は虫歯になって泣いていたカバくん。ハミガキマンが出てきて歯を磨いて虫歯が治りました。
そこへ「ばいきんまん」が出てきて、アンパンマンに悪さをしようとしたら、
「ムシバラス」という虫歯の菌が出てきて、ばいきんまんの歯がやられてしまいました。
そのムシバラスをアンパンマンとハミガキマンの2人で、歯ブラシを使って撃退するという話。
ここで、2点ほど気になる点が出てきました。
・アンパンマンの顔のアンパンをあげることが、虫歯の子に対しては助けるどころか、むしろ、悪化させてしまうということ。
・ばい菌の塊のばいきんまんが、同じ菌類のムシバラスという虫歯の菌に歯をやられているということ。
この点をふまえて言えることは、ムシバラスは、ばいきんまんよりも強いのではないか?ということと、
バイキンマンを倒すべきなのはアンパンマンではなく、ハミガキマンではないか?ということ。
食べ物にだけ焦点を当ててみると、アンパンマンがいるからバイキンマンがいるというような気もしてきました。
元々そういう話なのかな?
光と影のような関係ですかね。