日本古来の色について、テレビで放送していました。とても興味深かったです。
日本古来の色は、4色しかなかった
昔から日本人は色にこだわりがあり、

日本の伝統色として400以上の色に名前が付けられています。

日本人の持つ美の心が、多様な色を生み出して来たのです。

しかし、
元々日本には、色を表す言葉が「黒赤青白」の4色しかなかった!

古事記や日本書紀によると、

元々日本には色を表現する言葉は4色しかありませんでした。

緑色の物を青と表現するのは、

元々緑という言葉がなく青で表現していたことの名残り。

しかし、当然昔の人も今と同じように色とりどりの景色を見ていたはずですが、

なぜこの4色だけで表現していたのか?

林先生の説明
黒、赤、青、白、元々この4色しかなかったんですね。

なんで、こんな風にわざわざ書いたかと言いますと、これが中国から入ってきたこともあるんですけれども方角も表しています。
黒が「北」です。黒は別名「玄」ともいいますね。あとに人って書くと「玄人」ってなります。
青が「東」で、こちら(赤)が「南」、「朱」という言い方もしますけど、で、白「西」と、
実は季節にも対応してまして、
黒の場合は、「玄冬」といいます。
青い春で、「青春」、
夏は「朱夏」といいます。
秋は「白秋」、北原白秋という。

この4つを基本に考えてた。
なんでこういう風になったかというと、
黒は「暗し」なんですよ、赤は「明し」から赤なんです。
暗いか明るいかの光の関係で、こちら(北南)が決まりました。
そして、白は、「しるし」なんです。これは古文に出てくる単語でして、「はっきりしている」。いちじるしいって言う言い方しますよね?
そして、青は、「あわし」なんです。「ぼんやりしている」。
ですから、暗いか、明るいか、はっきりしているか、ぼんやりしているか、この4色しかなかった。

これだけが特別扱いされているというのは、形容詞にしてみると簡単にわかるんです。
黒い、青い、赤い、白い、「い」がそのまま付きますね?
じゃあ、他の色を出してみてください!
例えば「黄色い」「緑い?」「むらさきい?」、と間に「色」をつけないといけないですよね?

例えば、相撲の(土俵の上に)房が4つ下がっていまして、
あれは順番に「黒房(くろぶさ)」「青房(あおぶさ)」「赤房(あかぶさ)」「白房(しろぶさ)」です。
昔から日本に色はこれしかなかったということです。
- 作者:筒井 美希
- 出版社/メーカー: エムディエヌコーポレーション
- 発売日: 2015/07/31
- メディア: 単行本





