塀も独房も存在しない!北欧の国ノルウェーの快適な刑務所:林先生が驚く初耳学

ノルウェーの首都オスロで、快適な刑務所のことを聞くと・・・、
オスロ住民「バストイ島のことね、あそこは受刑者しか住んでないよねー」

オスロから南へ80km

極寒の海にポツリと浮かぶバストイ島

ここの刑務所には強盗や殺人など、主に重犯罪者が暮らしている

塀が見当たらないが・・・ここがすでに刑務所の中だという!

この刑務所では、娯楽や料理など自由な生活が許されている、それは社会復帰を見越した政策をおこなっている。

受刑者のハンスさん、懲役12年の重い罪を犯した彼の住む部屋とは・・・

広さが約15平方メートルのベッドルームを、ハンスさんが1人で使用しているんです。

ベッドは備え付けで、ギターなどはハンスさんの持ち込み。

テレビゲーム機や、

パソコンも自由に利用可能です。

そして、共同で使用するキッチン。
好きなものを作って食べていいとのこと。料理を作る?

驚くべきことに、凶器になりうる包丁・ナイフなども自由に使用できる。

この家では、重い罪を犯した受刑者7人が一軒家をルームシェアして自由に暮らしている。

(トイレ)

(洗面所、バスルーム)

公衆電話も整備されており、自由に外部へ電話もできる。

許可さえ取れれば、彼女とも会えるとのこと!

(音楽スタジオ)

(スポーツジム)

この刑務所に来るのは、重犯罪者だけですが、刑期を終えかけの最後の2、3年を社会復帰に向けて過ごしている。

義務付けられた昼の労働も社会復帰を想定したもの。
平日8時から15時までの労働時間で、報酬は1日900円。

この施策が功を奏したのか、ノルウェーの再犯率は世界最低水準の20%となっている。

林先生の話

どうして罪を犯した人を刑務所に入れるのかっていうのは、刑法でいろいろな考え方がある。
一つは「応報刑」。やった分だけ自分もヒドい目にあわされとろいうもの。
もう一つは「教育刑」。環境などで犯罪をするようになったのならちゃんと教育しようというもの。
そちら(教育刑)を重視した施設なんだなーっと思いながら見ていました。