先日、イギリスのサリー州にある人口わずか1239人のカペル村で起こった事件が話題です。
警察「犯人たちが二手に分かれて逃げ出した!」
窃盗容疑で逃走する二人組を追い続ける警察のヘリコプター
カメラの方向を変えると、
そこにはなぜか人が寝ている光景が
よく見ると、9人の子どもたちが、泥の上に寝そべって矢印の人文字を作っている。
これで、容疑者が逃げた方向を警察のヘリコプターに伝えていた!
「子どもたちが作った矢印が容疑者逮捕に役立った」
今月、地元警察がこの映像を公開したところ、世界中で大反響となっている。
子どもたちは、なぜ、このような行動をとったのか?
子どもの父親の1人に話を聞いてみると、
「当時はみんなただ興奮していて、子どもたちはおそらく150mから200mほど(容疑者から)離れていたと思います。」
「でも地上の警察官が容疑者を追わなかったので、ヘリコプターが見失ってしまうと思いました。」
「それで、子どもたちがアイデアを出して、畑に飛び出したんです」
きっかけは1人の男の子の掛け声だった。みんなで矢印になって知らせよう!
「おそらく子どもたちはボーイスカウトで、緊急事態の時に空から見えるサインの作り方を学んでいたんだと思います」
子どもたちが矢印で指し示した方向に目を向けると、
容疑者の姿が発見され、見事に拘束されました。
そして、この後、警察のヘリコプターは子どもたちの元へ
パイロットが子どもたちに「ありがとう」と感謝の言葉を伝え、記念撮影となった。
4月1日に地元警察がこの事件を公開しましたが、「エープリルフール」ではありません。
日本のボーイスカウトでも、後ろから来る人に伝わるように、石や木を使って「追跡サイン」を作ったりしている。
今回は身近に物がなかったので、自分たちの体を使ったのではないかと見られている。
このニュースが新聞で報じられた際、村の白血病の子どもに寄付を募っていることを紹介され、寄付金も集まったということです。
子どもたちは、後日、警察から感謝状を授与される予定です。
関連画像
紅の豚より
このニュースの子どもたちは、紅の豚を見ていたのかもしれない