先日、芸能人の関根さんが心臓の手術を受けたというニュースがありました。
番組の健康診断のロケで、「冠動脈狭窄」という異常が見つかったそうです。
冠動脈狭窄とは?
心臓の筋肉に酸素や栄養を送る重要な血管、冠動脈。
その血管の壁に、コレステロールやカルシウムなどがたまり、血液の流れが悪くなる状態を「冠動脈狭窄」という。
男性の場合、60歳を過ぎると6人に1人の割合で、冠動脈狭窄になっている。
ステント治療
関根さんは心臓の手術を受けて、翌日には仕事復帰しました。
この驚異の回復を可能にした手術が「ステント治療」と呼ばれるものです。
ステント治療とは、 簡単に言うと血管の中から治療を行うこと。
狭くなっているもしくは詰まっているところに対して、ステントという金属の網を中に入れて、血管の中から詰まっている部分を広げるというのがステントです。
脚の付け根や手首などから細い管を血管に入れ、
詰まっている部分をバルーンで広げ、
「ステント」と呼ばれる筒状の金網を使い、広げた冠動脈を固定するのです。
技術の進歩により再発のリスクが減った上、体への負担が少なく、手術後1日〜2日で退院できるため、
メスを体に入れる必要があるバイパス手術より主流になっている。
感想
関根さんといえば、タバコも吸わない、お酒も飲まないというくらい、健康的なイメージがあったので、心臓の手術を受けたと聞いて驚きました。
健康診断のロケで病気が見つかったということなので、不幸中の幸いだったのではないでしょうか。
普段、病気にかからず自分は健康だと思っている人も、年に1回くらいは健康診断を受けた方がいいですね。
それにしても医療の進歩はすごい。