松本人志登場、２つの陶器が外れない：探偵ナイトスクープ【2016/05/27】

依頼内容

つい先日妻が、「見てこれ！えらいことになってる〜」っと陶器でできたミルクポットを持ってきました。
何事かとそのミルクポットを見ると、もう一つ別の陶器の器がすっぽりと、はまり込み取れなくなっているのです。
私の力で内側の器を思いっきり引っ張りましたが、びくともしません。呪いがかけられたように外れないのです。
優秀な探偵さん、どうかこの二つの陶器を傷つけずにはずしてもらえないですか？よろしくお願いします。
できることなら、たむらけんじ探偵だけはよこさないでください。

調査開始

ハライチ 澤部「よくありますけどね、こういうハマっちゃったっていう依頼はね」

澤部「確かにガッツリいってますね。動かそうとしてもピクリともしない」

澤部「上から見ただけではわからないので、デジタル解析に成功しました」

澤部「こうなってるんですね、中で、傾いて取っ手が引っかかっているという感じなんですね」

澤部「今日の依頼者の方は・・・、もういらっしゃる？ちょっと待って下さい！何？何？何？何？」

澤部「依頼者は松本人志さんということですね？！」

松本「松本人志です」

（省略）

（ナイトスクープ定番の外し方をしてみる）

澤部「熱すれば膨張するし、冷ませば収縮するんです」

松本「外側を熱して、中のを冷やす」

中の小さい方にドライアイスを入れて、

（外側のをまるごと熱湯の中に入れる）

松本「さわべさん！全くですよ！」
澤部「どういうことですか？ガッチガチですね」

（山田先生に助言をいただき、温度差をさらに広げることに。）

（小さい方に、液体窒素を入れます。）

澤部「山田先生！液体窒素が熱湯に入るとまずいですよね？」

※液体窒素と熱湯が混じると弾き飛ぶ可能性があり、ちょこっと危険な実験です。

澤部「最高の温度差の中、さらに振動を与えます（マッサージ機で）」

澤部「はい！松本さん！」

松本「これ、手でいっていいかな？熱っつ！！！」

澤部「そりゃ、そうでしょ？さすがにわかりますでしょ、それ」

松本「ガッチガチです！ちょっとこれどうしよう！？」

澤部「糸ようじやってみます？」

松本「俺思うに、一番最初にやるやつやなー」

澤部「ほら、ちょうどこのね（小さい方の取っ手に引っ掛けて）間に入れて」

松本「ひっぱればいい？」

澤部「ほら」

松本「見てください！みなさん！ガッチガチです！」

（依頼者はこの日、「松本家の休日」の収録を兼ねている。）

澤部「ほんとの松本家の悩みとどっち取るんですか！？」

松本「こっちがほんとの松本家のやつやからね！」

スタッフ「おもくそ引っ張ってみたら？」

松本「おもくそ引っ張ってみる？」

松本「行くよ！」

（糸がプチッと切れる）

松本「もう、気持ち悪いわ、なんか」

松本「こういうので、ダメだったことってあんの？」

澤部「しょっちゅうありますよ、ダメだった時も含めて探偵ナイトスクープですから！」

松本「どうすんの？オンエア的にどうすんの？」

澤部「オンエア的には、ボツですね」

松本「他の番組でも会うよな！」

澤部「はい」

松本「これボツなったら、ほんと、露骨に無視するからな！」

澤部「汚ねぇ、ちっちぇー先輩だよ！」

松本「もう本当に行かないといけない、だからもうロケしてるんで、もう解決したら来て」

澤部「そんな上から言う依頼者いないですよー」

松本「それじゃー、割らないでね！」

澤部「松本さんロケに行かれて、私一人で続行したいと思うんですけれでおも。

熱してドライアイス入れて、この状態で、すべりを良くするために、ここに洗剤を。

澤部「ここを押さえて・・・」「カコン！（陶器が外れる音）」

澤部「あっ！あっ！えっー！取れたの？いけたの？今、カコンってなりましたね！？

澤部「取れたぞ―！完璧ですね、この作戦！」

（そして、「松本家の休日」ロケ現場へ）

松本「取れた？早いやん！」

澤部「結果、取れました！」

松本「なんで？なんで？なんで？」

澤部「見事に松本さんの要求通り、無傷で、スコーンとね！」

雨上がり 宮迫「俺、ハマってるところ見てへから、もういっぺんはめてもうていい？」

澤部「それすごい大変だったんすから！」

松本「もう入れなさい言うても、無理やわ！斜めやろうがなんやろうが・・・」

澤部「あっ、入った（また入っちゃった）」

（松本が澤部の頭を叩く）

松本「それ一番あかんやつやん！取れるんやろな？」

澤部「１回やってみます？」

松本「あっ！（取れた）、なんで？もうガッバガバになってるやん！」

松本「ありがとうございます！いやー、すばらしい」

澤部「よかった、解決できて、これで大丈夫ですね」