「マジシャン」 と 「Gメン」 の「万引き対決」がおもしろかったです。
マジシャン登場
・ケン正木(芸歴30年のベテラン)
メディア露出としては少ないが、業界では隠れた実力者として知られる大御所マジシャン。
・麻友子(女優マジシャン)
その洗練された指さばきは、マリックも業界随一と認める天才マジシャン。
万引きGメン登場
・伊東 ゆう(万引きGメン界のトップランナー)
16年以上のキャリアで、4000人以上は捕まえている。
- 作者: 伊東ゆう
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2016/05/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (2件) を見る
・氏名非公開(最後まで謎のパートナー)
対戦ルール
両チームには、10分間ずつ商品の下見をする時間が与えられる。
店内には20台もの監視カメラ。
1名はモニターで監視。もう1名は店内を目視する。
店内にいる10名の内、2名がマジシャン、1名が万引きGメン。
両者はお互いの顔を知らない状態でスタート。
そして、制限時間終了後、店を出てくる人の中から、Gメンがマジシャンだと思う人に声をかけ、
盗んだと思われる商品を解答。
見抜けなかった商品が2品未満であれば、Gメンの勝利。
2品以上であれば、マジシャンの勝利となる。
見抜けなかった商品は賞品としてゲットできるとも考えたが、それだとただの万引きになってしまうので却下。
今回は勝利の「名誉」だけとする。
対決開始
入店早々、男性マジシャンに違和感を感じたGメンがピッタリマーク。
伊藤Gメン「あくびしてるなー、ないなー、ベージュ捨てるね」
伊藤Gメン「若いやつどう?ない?」
消去法で絞り込んでいくGメン
伊藤Gメン「あからさまな動きをする人はいないですね」
(10分経過)
伊藤Gメン「この女なんか持ってるぞ、お菓子、お菓子、お菓子、小さいガムかな?物が見えない、どうしても、そいつ」
女性マジシャンに反応したGメンだったが、決定的な証拠は捉えられず。
伊藤Gメン「挙動が出てますね、この人は」
しかし、その後、女性マジシャンの徹底マークが続く。
伊藤Gメン「こいつはほぼ間違いないと思うな」
ついにマジシャンの一人だと断定
そして、タイムアップ!
対戦結果発表
まず、女性マジシャンは、万引き犯とバレてしまう。
そして、盗った賞品は「カップ麺」と「マヨネーズ」とGメンは答える。
しかし、それは間違い。この時点で、マジシャン側の勝利確定!
それでは、いったい何が盗まれていたのか?
特殊な服の中からは、たくさんの盗んだ商品が出てきた。
こちらが、キュウリを盗んだ瞬間。他のキュウリを取るフリをして、袖口にもう一本キュウリを入れています。
そして男性マジシャンに至っては、最終的に、万引き犯だと、バレることすらなかった。
伊藤Gメン「お腹が膨らんでいたのでマークはしてたんですけどね」
伊藤Gメン「手が3本ありますね」
なんと手が3本!右手はダミーだった。
↑こちらが盗んだ時のテクニック。
最後に、これはテレビ番組の中のことなので、くれぐれも真似しないでください!
感想
今回は、マジシャンに有利なルールだった気がしますね。Gメンの人数が圧倒的に少ないですし。
よく見ると、男性マジシャンは、最初からダミーの手になっていたんですね。気づかなかった。
いかにも怪しいという感じが万引き犯ではないと錯覚させてしまったのかもしれません。
もう一人の女性マジシャンは、あからさまに怪しい行動をして、自分は万引き犯ですよとGメンを挑発しておいて、何を盗ったかはプロとして教えませんよ的な感じに見えますね。
これを見ると、本気を出されたら、マジシャンにはかなわない気がしますね。