林先生が東大受験コースでしか話さない特別授業をテレビでしていました。
東大ピラミッド
東大に入れるか、不合格かの差よりも、「東大の中での差」の方が激しい。
データを用意したのでご覧ください。
例えば、文科一類を見て下さい。
最高点は「455点」です。ギリギリで受かった生徒は「352点」です。その差は「103点」もあります。
受かるか受からないかは、それこそ少数点があるんで、「0.1点とか「0.2点」で、受かるかどうかが決まるんです。
東大に受かったということも、もちろん大事なんですけど、
もっと重要なのは、この「東大ピラミッド」のどこにいたか?
東大の受験生の数って減ってるんですよ、でも、定員は変わってないんですよ。
だから、(ピラミッドの)下の方には入りやすくなってて、
たまたま、その年に試験が合っててギリギリ受かったから、俺は東大だって言っている連中は、
(ピラミッドの頂点)この連中と大差がついたところからスタートしてる。
4つの分類
何かの事柄は、必ず4つのどこかに振り分けられます。
1、(自分が)やりたいこと & できること(自己評価ではなく他人から見てもできるということ)
2、やりたくないこと & できること
3、やりたくないこと & できないこと
4、やりたいこと & できないこと
東大に受かったということは、「情報処理能力」を活かす仕事であれば、上手くいく確率が高い。
東大卒のお笑い芸人の場合、おもしろい人はもっといっぱいいますよね。なので4番と言える。
林先生の予備校講師の場合、間違いなく2番。特にやりたい仕事ではなかった。作家になりたかった。
1番であれば当然幸福ですが、2番であっても問題ない。
「自分が楽にできること」を探せば幸せになれる
僕がIT企業を立ち上げて、新しい世界を作り上げて行く事は、ものすごく苦労が大きい事だったんですけど、
こうやって黒板使って予備校に戻ってきてやったら、努力して予備校講師としてうまくいったわけじゃないんですよ。
本当に自分でもビックリするくらい、授業うまいんですよ!できちゃう!
僕が楽に出来る事は、予備校講師しかなかったんです。
人間は自分が、「何気なくできること」を評価しない。
「苦労してできるようになった自分を」を褒めてあげたい。
そのことによって、自分が本当に楽にできる2番を見つける機会を自分で失ってしまう。
自分が苦労してできるようになったことって、苦労しないでとっくに通り過ぎたヤツがいるんですよ。
そいつらには絶対勝てない。
やりたくないことでも幸せになれる?
「やりたくない事をやって生きていくのは辛い」
これは間違いです!
「人間の満足度」がどう得られるか?
このマズローの欲求5段階説、2番目に何が入ってくるか?
「自己尊厳の欲求」というのがくる。つまり「人に認めてもらえるかどうか?」ということ。
だから、やりたくないことでも向いてると、結果が出ちゃう。
「この仕事◯◯さんに頼んでよかったよ」っと、認められる事でやりたくない事も喜びに変わってくる。
人に認められたら、じゃあ、がんばろうかってなる。
自分のやりたい事、他人が認めてくれる事 はこうなのかって考えて探すのが幸せにつながるのではないかと考えております。